琉球新報社は「金城吉雄&YKシンギンオーケストラwith齋藤悌子 ~沖縄ジャズが歩んだ道のり~」を11月14日(金)に琉球新報ホールで開催いたします。 戦後米軍によって沖縄にもたらされたスイング音楽に十代から携わり、75年間第一線で活躍してきたドラマー・金城吉雄率いる「YKシンギンオーケストラ」。金城の90歳を記念し、同い年の歌手・齋藤悌子を招いてジャズコンサートを開催します。当時実際に演奏した曲や沖縄民謡のジャズアレンジなど、大編成の生音とともに沖縄ジャズが歩んできた道のりを振り返ります。前売券は、9月26日(金)10時より販売開始いたします。【 目次 】【出演】・金城吉雄&YKシンギンオーケストラ・斎藤悌子 司会:狩俣倫太郎(琉球放送)【日時】2025年11月14日(金) 開場:18:30/開演:19:00【会場】琉球新報ホール(那覇市泉崎) https://maps.app.goo.gl/4PsJ1fBgBX42Udhe7【前売り券】3,500円(当日は各500円増) ※全席自由 ※9月26日(金)午前10時からプレイガイドで販売開始。【プレイガイド】デパートリウボウ、コープあぷれ、イープラス(ファミリーマート各店)、チケットぴあ(セブンイレブン各店)/琉球新報社中部支社、北部支社(平日のみ)イープラス購入サイト:https://eplus.jp/yksingin-orchestra/チケットぴあ購入サイト:https://w.pia.jp/t/kinjo-yksingin/ Pコード(310-052)【問い合わせ】琉球新報社統合広告事業局電話098(865)5255(平日10時~17時)【プロフィール】金城吉雄(Yoshio Kinjo) https://www.jacobkoller.com/ 1935年4月、那覇市生まれ。天妃国民学校時代に太平洋戦争を経験し、戦後壺屋小学校、那覇中学校を経て那覇高校へ。吹奏楽部に所属していたことからキャバレーの専属楽団に招かれ、初めてドラムを叩く。その後米軍クラブにドラマーとして参加。バンドマスター齋藤勝の「クレージー&クール」では平良悌子(後の斎藤禎子)とともに活動した。米軍統治時代は数々のバンドを渡り歩き、日本復帰後もさまざまなライブハウスやイベントなどに出演、レコーディングも行う。2015年には自身の率いるバンド「YKシンギンオーケストラ」を結成し、県内各地で30回以上の公演を行っている。90歳の現在、スイングはもちろん、マンボやルンバなど当時のリズムを表現できる数少ないドラマーとして現役で活躍中。 齋藤悌子(Teiko Saito)1935年10月、宮古島生まれ。旧姓平良。太平洋戦争中は台湾へ疎開。戦後那覇高校へ。在学中教師の勧めで歌手のオーディションを受け合格。斎藤勝率いる「クレージー&クール」の専属歌手に。米軍施設内で約10年歌い続け、レパートリーは400曲を超えたという。齋藤勝氏と結婚し、齋藤氏の故郷・千葉県に移り2児を出産後、勝氏とともに千葉のホテルで歌う。石垣市で長女の敦子さんが店を開けたのを機に1989年に同地へ移住。数年後勝さんが亡くなり、いったんは歌手活動を閉じるが、10年ほど前から再開しようと発声を始める。2022年、86歳で石垣市「すけあくろう」でデビッド・マシューズ共演によるファーストアルバムを録音し、雑誌「ジャズ批評」の特別賞を受けたことから全国的な脚光を浴び、現在東京はじめ各地で演奏活動を行っている。YKシンギンオーケストラ(YK Singin' Orchestra)ジャズドラマー・金城吉雄が米軍統治時代に集めた1930~40年代の楽譜を再演する目的で2010年、75歳で結成した初のリーダーバンド。編成はスイング全盛期とほぼ変わらない16人編成。演奏曲が作曲・編曲された日は幅広く、アメリカ民謡やレコード期前後の流行曲、ミュージカルや映画音楽、日本復帰前に書かれた沖縄民謡のジャズアレンジ、近年のビッグバンドアレンジまで含まれる。県内各地の催しや単独ライブを、県内外で活躍するプレイヤーや歌手との共演などを含め10年間で約35回公演してきた。主催琉球新報社協力沖縄ジャズ協会後援沖縄テレビ放送、ラジオ沖縄、エフエム沖縄