琉球新報社は紙の新聞のほか、スマホやタブレット、パソコンなどで閲覧できるデジタルサービスを複数提供しています。この「琉球新報デジタル」を担うのがデジタル推進局です。所属しているデジタルビジネスグループは、その他にもさまざまなサービスを提供し、収益につなげる業務を展開しています。ビジネスグループ業務の柱は大きく3つ。①琉球新報デジタルの新規購読者獲得と既存購読者管理②Web広告の獲得③著作権の管理と記事や写真の販売ーです。僕はWeb広告やサイト分析、就活生対象の購読プラン作りなどを担当しました。「琉球新報デジタル」の利用者を増やしていけばWeb広告の収入も上がります。広告事業局の広告グループと同行して直接、「Webも一緒にどうですか」と提案する営業活動もしたいと考えています。全国の地方紙の多くもデジタルを新しい柱にしていますが、成功例は多くありません。しかし新しいことに挑戦する試行錯誤の過程が大事だと考えます。デジタルの商品は閲覧が多い時間帯など、ユーザーの動きがデータで示されるので原因の予想が付けられます。改善の手がかりを得ることができるのは重要でモチベーションを高く保てます。Webの世界は動きが速く、常に情報をキャッチアップしながら仕事に落とし込んでいます。最善だと思って進めたことが、すでに時代遅れということもありえるので意識しています。