広告事業局の事業グループは展示会、コンサート、家族で楽しめるイベントなどの催しを企画運営して収益を上げる業務をしています。常に意識しているのは「売り上げ」です。県民や読者に貢献するイベントはもちろんですが、売り上げ向上が最重要課題です。稼げる企画というのはイベント自体の魅力はもちろんですが、紙面で魅力をいかに伝えるかも重要です。ターゲットをどこに絞るか、設定した対象にいかに届けるか、ということに知恵を使います。コロナ禍ではほぼ何もできませんでした。一番ショックだったのは2年近く準備した企画を中止せざるをえなくなったこと。労力が無駄になるし、目に見えて赤字になる。企画してもどかしかったですね。仕事をして喜びを感じる瞬間は収益を上げた時です。いい催しだと思っているのに不振に終わると、伝え方が悪かったと反省します。予想以上に客入りが良かった場合は魅力がダイレクトに伝わったと理解しますね。イベントの誘致も重要な業務ですが「沖縄で初めて」を狙っています。2016年に担当し誘致したプラネタリウム・メガスターも沖縄初でした。人気の講談師、神田伯山さん(当時は神田松之丞さん)も最初に沖縄に招きました。中部支社の広告担当だった時は酒場詩人・吉田類さんの講演会も開きました。今後はコロナが収束しイベントを多く開催できればうれしい。Web上のイベントもありますが、やっぱりリアルに勝る ものはないと思います。