新聞社の2大収入源は広告収入と販売収入ですが、新ビジネス推進室の役割は、新しい事業を創出して新たな収入源を作ること。2020年に出来たばかりの新しい組織です。ただ「収入源」と言っても、利益だけを求めていればいいかというとそうではありません。ビジネスは、ユーザーの皆さんに「お金を払う価値がある」と思ってもらわなければ成り立ちませんので、イコール「沖縄の人々の課題解決や幸せにつながるもの」だと考えています。仕事の進め方は、新聞社がこれまで培ってきた情報発信力や配送網などの経営資源を活用しながら、外部企業との連携により新しい事業を生み出す、というイメージです。県内企業のデジタル施策を後押しするためWeb系企業と協業したり、高齢社会でニーズが高まるヘルスケア事業の展開に向けてバイオ系企業と提携したりと、取り組む領域は様々。最近はスタートアップ企業との連携も始まりました。 今の部署に配属される前の約13年間は、本社と東京支社で広告やイベントを担当していました。ある程度のノウハウが出来上がっていたそれまでとは違い、正直に言うと頭を悩ますことや壁にぶつかることばかりです。でも課題を一つ一つクリアしていくことで会社の可能性が広がると信じていますし、自分自身の成長にもつながっていると感じます。プレッシャーはありますが、「失敗も自分の役割の一つ」と開き直っているところもあります。たくさん失敗して改善する。失敗を失敗で終わらせない「しつこさ」を持ち続けようと決めています。